防災の備え 風力発電編
太陽光発電の他に、身近に発電できる方法として風力発電がある。
山の上や海沿いには大型の羽がついた大きな風力発電施設があるのを
目にしたことがある方もいるだろう。
今回はそのような大型のものではなく、庭先に設置できるほどのものを
紹介したいと思う。
太陽光発電と異なるのは、
風切音が発生すること、
設置コストが太陽光発電よりも高額であること。
気になる売電金額は、
太陽光発電が設置から10年間のコスト償却が固定されている点に対し、
風力発電は20年間の単価が確定されている。
羽が回転するのでその可動域の近くには
回転の妨げとなるようなものがあってはならないし、
近くの物が倒れるなどして発電の妨げとならないようにすることが必要だ。
課題は、四六時中羽が回るほどの風が吹いているかどうかだ。
風の通り道のような場所に立地していないかぎりは厳しい状況になるであろう。
また、高回転時の駆動音もご近所との距離を含め事前に確認しておく必要がある。