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狩猟免許試験予備講習会

狩猟免許試験予備講習会に行ってきました。

 

最初に罠猟と猟銃、両方が集まって全体で偉い人の話を聞きます。

 猟友会の会長、そして県の課長、最後に県警です。

猟友会と県は狩猟者が減っており、

逆に鳥獣被害が増えていることをPRしていました。

 

逆に県警は銃についてやたらと厳しいことを言っています。

狩猟者を減らしたいのかなと思うぐらいです。

この辺りは利権や法律的な部分で関係各所で意見が分かれるのは、

仕方がないのかもしれません。

 

次に罠と猟銃で分かれます。※一応、猟銃で申し込んでいます。

 

そして狩猟読本という分厚い説明書の解説です。

駆け足で必要な箇所を説明していきますが、早すぎて良くわかりません。

 

それが終わると10人ほどのチームごとに、

猟銃の扱い方を教えてもらいます。

1種は散弾銃と空気銃、2種は空気銃のみです。

 

銃の確認から、弾の込め方、分解、休憩まで、

一通り教えてもらいますが。やはり教えるのが早い。

まともにできる人はほとんどいません。

ちょっとこれは困ったぞ…。

 

その後、しばらく古いビデオ(銃の扱い方)を見て、

またチームで移動です。

今度はイラストが部屋中に並べられています。

この中に狩猟していい鳥獣といけない鳥獣がおり、

試験ではそれを答えなければいけません。

 

「カモとか俺も良くわからん、実際違いなんて誰もわからんよ、

 猟に出たらずっと止まっているわけでもなし、全然わからんよ」

と講師の先生がわからんを連呼します。

どうやら色よりも羽音などの感覚で違いを見つけるようです。

 

最後に路上に出て、10m、30m、50mごとに立つ旗を正確に当てる、

300m先のマンションがどれか目視で見つけるという、

距離のクイズみたいなことをやって終了しました。

 

正直、今時珍しいぐらいアナログでしたが、

実際は猟に出て、現場で覚えろということなのかな…、

と、自分を納得させながら帰路につきました。